人生というのはいったいなんなのだろう？

　

私たちはこの人生という旅に何をしにきているんだろう？

 

 

人生という旅の目的を知ることができたら、迷うことはありません。

迷うから悩み、苦しみ、恐れ、いたたまれなくなるのです。

 

 

では、、、

不幸だと思うためにきているのだろうか？

お金を稼ぐためにきているのだろうか？

辛くなるためにきているのだろうか？

過去世のカルマの浄化に来ているのだろうか？

今世でなく、来世の極楽浄土のためにきているのだろうか？

 

 

そんなことはないはずだ。

 

 

そんなふうに思いたくないはずだ。

 

 

しかし、多くの人が、、、

「不幸だ」

「稼がなくては」

「辛い」

「過去世がそうだから」

「今世では極楽にはいけないみたい」

とよく口に出したりしてる。

 

 

では、ちょっと考えてみてほしい、

人生って“いつ”のことなんだろう？

 

 

過去だろうか？　未来だろうか、、、？

 

 

人生というのは流れではありません。

この瞬間そのものが人生なのです。

　

 

過去の記憶というのは、

この瞬間の私たちの“解釈”なのです。

​

 

つまり、過去はこの瞬間に省みた観念です。

 

 

だから、私たちの記憶は絶対ではありません。

解釈はその瞬間瞬間変わっていくからです。

 

 

宇宙はこの瞬間瞬間に「創造⇒維持⇒破壊」が行われています。

そして、それが常に繰り返されているのです。

　

ひとつとして同じ瞬間はないのです。

　

​

私たちも同じです。

私たちは１回吸うだけで１００万京個もの原子を吸い、

そして同じ数だけ吐き出すと言われています。

​

それを繰り返す事で、

私たちの肉体、つまり原子は１年間で９８％入れ替わります。

　

このように物質的にみても、私たちは意識できるできないに関わらず、

常に変化しているのです。

​

 

では、人生が今この瞬間そのものだとしたら、

あなたはどんな瞬間、つまり人生にしたいだろうか？

　

　

人生というのは体験・体感のことです。

つまり生命です。

味わいです。

　

　

知識ではありません。

知識で味わうことはできません。

　

　　

水（H2O）という知識で、

水を味わうことはできません。

　

 

頭タイプの人が、なかなか人生を味わえないのはそのためなんです。

人生は頭ではなくハートが動くものです。

​さらにハートを超えた先には、
生命の躍動があるのです。

その、躍動に繫がった時、
「真に生きている！」という現実（リアル）に魂が震えます。
 

このようなことは、知識だけでは味わえません。

​

 

あなたはどんな瞬間を味わっていきたいですか？

たった一瞬の人生をどんな味わいで満たしたいですか？