メンタルヘルスへの

ブッダ的アプローチ法

国もメンタルヘルスというものに本腰を入れてきました。
 
その流れとして2015年12月1日から、
ある規模の事業者に対して従業員のストレス状況を検査する「ストレスチェック」の実施が義務づけされました。

 

厚労省においては2017年までに実施事業所を80%、
2020年には100%にする目標を打ち出してきていいます。
 
実はその背景には、昔と違い、労働者がある意味抵抗なく
精神科(診療内科)を受信するようになった事で起こった
医療費が莫大に拡大したことにあります。
         
厚労省が委託した調査では、
自殺やうつ病による社会的(経済的)損失は年間2兆7000億円にものぼるようです。

  
この巨額の社会的損失を、
当然のことながら問題視した同省が動きはじめたわけです。

  
ちなみに最近では「新型うつ」と呼ばれるものが若年層に誕生したようです。

     
「新型うつ」とは、、、

・自分のやりたいことはできるが、嫌なことはできなくなる。
〔気分が沈んで出社できないが、プライベートでは遊びに出かけているなど〕
・他人の責任にしたがる〔他罰的な思考〕
・自ら休職に関する診断書を求め、会社(学校)を休もうとする。
・自殺をほのめかす。
・抗うつ薬などの薬物治療が効果でない場合が多い。

このような症状が起こり、これまでの症状とは異なるものとなっているとのことです。

    
統計によれば、日本では13年連続で自殺者が3万人を超えていた時期がありました。
2012年からは3万人を切ったといわれる状況ですが、
いずれにしてもとても深刻な問題なのに変わりありません。
   
ちなみに、自殺者にしめる労働者の割合は約30%(約8000人)となっています。
この数字は、一時間に一人に近い労働者が自殺していることになります。


このような問題をどのようにして解決していったらいいのでしょう。


事業者としては、、、
・産業医をしっかり機能させる
・安全衛生委員会を機能させる
・健康規程を作成し、仕組み化し、周知させる
 法定健診、過重労働対策、ストレスチェックなど
の取り組みがされることになるでしょう。


しかし、本当にこのようなことでメンタルヘルス(心の健康)につながるのでしょうか?


ある産業医の方を知っていますが、
その方自身が心の病に落ちていました。
 
また、ある臨床心理士の方なども同じように、
自分自身の心の問題に悩んでいました。


このように心の問題というのは、
医師であろうと、ある資格を保有していようと、
それで解決できるものではないのです。
        
心というと心理学(深層心理など)の分野が、
一般的には関わってきます。
     
西洋的な心理学は分析による統計学と言えます。
ですからどちらかといえば、欧米では理数系の範疇に入るようです。
   
チェックシート等による分析(カウンセリング等)を行い、
その傾向をみて、不足しているところをどう補っていくか、
そうすることで少しでも改善に向かわせる。


さらに、薬物の投与を併用していく。
        
そんなところが精神的な治療のプロセスになっています。
しかし、それでどれだけの人が改善しているでしょう。
 
ちなみに、深層心理を世に広めたフロイトやユングなどは
彼ら自身が神経症だったとも言われています。
  

西洋的な心理学的アプローチだけでは、
やはり限界があるように思います。


心、とても深く難解なテーマです。
しかし、その心が私たちの人生を大きく左右しているのも事実です。


では、心という綾をどのように紐解いていったらいいのでしょう。
  
その鍵となるのが東洋な哲学(心理学)、思想にあるのです。
     
その代表的なものがお釈迦様の教えであり、
また、その教えの根底にあるのはインド哲学、思想でもあります。
そこにはヨーガという思想背景もあります。
       
ちなみにここで言うヨーガは、
昨今流行のヨガとはまるで異質のものです。
     
そもそもヨーガは、心というものが絶対的なテーマとなっており、
この難解な心の正体を解明し、その心とどう関わり、
どう手なずけていくかを、体系的にまとめたものです。
         
そのことによって“本当の幸福”につながろうとするものです。
    
ですから健康や美容、容姿をテーマにしたものではなく、

また、色々なアーサナ(ポーズ)ができるためでもなく、
心の問題を超越し、人生を本当の意味で幸福にすることがテーマとなっているのです。
                
実はこのようなヨーガとお釈迦様もつながっています。
      
ブッダのことばにこのようなものがあります。
  
「ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。
もしも、汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につき従う
…車をひく(牛)の足跡に車輪がついていくように」

 


このことばにはっきりあるように、

心が私たちの人生にとって大問題であり、

その関わり方をしっかり知らなければならないのです。
         
ですから、メンタルヘルス(心の健康)を本当に望むなら、
心の正体をまず知らなければなりません。
  
そして、なぜ心が苦しむのか、その原因をきちんと知らなければなりません。
そして、その原因を断ち切るにはどうしたらいいのか、
その方法を知らなければなりません。
   
それらが具体的にすっきり体系化されているのが、
ブッダの教えでありヨーガなのです。
  
それはとても合理的で知的です。
そして、それは心が生み出す苦しみの根っ子を
枯らすことができるものです。
   
そんなブッダの教え、
ヨーガの教え、
それら東洋の教えを鍵にメンタルヘルスに関わってみる、
というのがこの講座の趣旨となります。


対症療法的な治療ではなく、
本質的な心の改善を望む方。
  
心の問題で悩んでいる本人(従業員)も含め、
事業所全体、そして社会全体が幸福になる方法を学びたい方。
  
そんな方が対象になってきます。

講座の概要は次のようになります。

【講座概要】

心の健康についてブッダ的、心理ヨーガ的、東洋的に学んでいきます。

【講義時間】
要約バージョン:1時間半〜2時間

詳細バージョン:3時間〜5時間

【内容】

・心へのアプローチ法(西洋的VS東洋的)
・心はなぜあるのか?
・心の正体とはいったいなんなのか?
・暴走する心とどのように関わるのか
・苦しい心を生み出す根っ子は何か
・苦しみが生み出さされる連鎖を知る
・その連鎖を断ち切る方法とは
​…など。

【講演料】

​予算等につきましては随時問合せ下さい。